【治療の流れ編】大学院生の歯列矯正・顎変形症体験談 #3
今回は顎変形症の治療の流れについて共有していきます。
「矯正装置及び装着時の影響」と「治療費」について気になる方は、すでに記事にして
いるのでそちらを参照。
大まかな顎変形症の矯正治療の流れは⇓
治療期間については⇓
術前矯正治療(1. 2. 3.) | 1~3年 |
入院・手術・退院(4.) | 約3週間 |
顎間固定(5.) | 約3週間 |
矯正治療(6.) | 半年~1年 |
保管、予後観察(7.) | 約2年 |
1.検査
レントゲン、顔面及び口腔内の写真、CT,MRIの撮影を行なった。
学生の長期休暇期間になるとCT,MRI撮影の予約が殺到するらしく、自分の予定となかな
か合わなかったため、僕はここで半年ほどかかってしまった。
2.診断
検査で得た情報を元に治療方針を決定する。また、この段階で虫歯の治療と
矯正治療のための抜歯もやる。
3.術前矯正治療
通常の矯正治療が現在の顎の位置まで嚙み合わせを改善するのに対して、
術前矯正治療では手術で顎を予定の位置に移動したときに、嚙み合わせが良くなるよう
な歯並びにするらしい。
つまりは手術後を考えた歯列矯正なわけで、手術前では矯正を行う前よりも嚙み合わせ
が良くない可能性がある。僕自身、矯正前よりも物がよく噛めなくなっている。
この治療は1年~2年かかる。また矯正装置のワイヤー調整のために、月に1回通わなけ
ればならない。
僕は現段階ではこの治療中。
4.入院・手術・退院
顎を予定の位置に移動させる手術をする。約3週間ほど入院しないといけないらしい。
正直、社会人では厳しそう。1,2年間術前矯正を行ったあとで約3週間の入院が待っているので、1,2年後社会人になる方はよく考えてから治療を受けた方がよさげ。
同じく顎変形症の大学生または大学院生で、治療を迷っている人は、なるべく早く動い
たほうが良いよ!!
この期間に顎間固定(5.)もするらしい。
ちゃんと調べきれてないからよくわからないが、ガチガチに顎を固定させるのかな?
固定器具も約3週間ほどつけてないといけないっぽい。
6.術後矯正治療
ここで嚙み合わせを良くする。約1年ほど。
7.保定・予後観察
保定装置(リテーナー)を使って歯列を安定させる。約2年間の観察が必要で3~6カ月に1回の診察が必要になる。
とまぁ、こんな感じで治療を進めていく。
改めて考えてみると、自分はまだまだ道のりが長い(´・ω・`)
楽しくがんばります。